2015年御翼5月号その3

可能発想者の信条  ロバート・H・シューラー

山に直面した時でも、私は決してやめない。 
よじのぼるか、抜け道を見つけるか、下にトンネルを見出すまで奮闘するのだ。
あるいは、ひたすら留まって、神の力により、その山を金鉱に変えて頂くまでである。

 20歳で交通事故のため失明したクリスチャンのスタンレー・クロージック氏は、事故後も信仰とユーモアのセンスで人生を楽しんだ。よき伴侶に恵まれ、入院して絶望している患者たちに笑いと楽しさをもたらそうと、ボランティアでパーティーを開いたり、オーケストラを招いたりする活動を始める。彼はボランティアの人たちにも伝道してきた。「私は、神からの祝福を数え挙げるのです。そして、目が見えなくなることを許された神に感謝しています。視力を失っていなければ、このような人生は送らなかったでしょう。おそらく、結婚して、普通にただ一生働き続けたことでしょう。それに、視力を失っていなければ、妻とも出会っていなかったでしょう。」とスタンレーさんは言う。
Robert H. Schuller, Life's Not Fair but God is Good (Nashville: Thomas Nelson, Inc. 1991)

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